2018年3月3日、選択的夫婦別姓を実現する会・富山の第2回総会にて、原告の青野氏の記念講演会が開催され、参会者との意見交換が行われました。
講演では、姓(氏)の大切さを、自身の生い立ち・婚姻から本訴訟に動いた経緯や意義を述べる中、男女の問題でもなく、政治の問題でもなく、皆が困っている社会の課題を解決するため戸籍法の不備(欠缺)を訴えていると説明がありました。これは講演の結びに当たって発言された「婚姻後も子どもの頃から使い続けている姓(氏)を使いたい人が使い続けられる社会の実現」にシンプルに集約されていました。
画一性を押し付けるのではなく多様な個性を認め、選択肢を増やしそれを受け入れられる新しい社会を実現していきたい、選択的夫婦別姓の実現は、次の日本を作っていく試金石ではないかと、述べました。
意見交換では、「テンポよく明るい講演で元気をもらった。」「これまでの民法改正での選択的夫婦別姓を実現する切り口ではない青野さんの訴訟に対して、疑問点があったが、今回の講演会ですっきりと理解できた。応援したい。」と参加者から発言がありました。
講演会の最後に、2015年12月に違憲判決が勝ち取れず、多くの方が落胆したがそれをバネに応援いただいていると、講演会に参加された前回原告の塚本協子さんに青野氏が感謝の気持ちを述べました。
講演の様子は、「選択的夫婦別姓を実現する会・富山」の3月25日のブログでも取り上げて頂きました。