2/3に放送されたTBSニュースバードでは、原告の青野氏が登場し、新しい形の選択的夫婦別姓を求める裁判について解説しました。番組の内容は、4回に分けtwitterに投稿された以下の動画で視聴できます。
①では今回求めているのが「選択的」夫婦別姓制度であることを説明した上で、青野氏が結婚により姓を変更した際に直面した手続きの煩わしさや不都合について紹介しました。
②では、今回の裁判で求めている新しい形の夫婦別姓が、現在、離婚や国際結婚の際に定められている戸籍法での対処と同じであることを説明。
現在の法律では離婚の際に民法上は戸籍名を旧姓に戻すと定めていますが、戸籍法では「届け出により結婚時に使っていた名前を使い続けることができる」と定めています。これを結婚にも適用し、民法上はこれまで通り夫婦の姓を戸籍筆頭者の姓にすると定めつつ、戸籍法で「届け出ることで旧姓を戸籍名として使い続けることができる」とするのです。この方法により、「法律的にも変更が少なく楽な形で社会に浸透させられるのではないか」と伝えました。
③④では、夫婦別姓に対する反対意見を取り上げ、それに対する意見を伝えました。まず、伝統が失われる、という意見に対しては、夫婦同姓が明治31年から始まった制度だとした上で、それを好む方は同姓を選択してほしい、と伝えました。また子供の姓はどうするのかという懸念に対しては、今回求める方法では、子供は現在と同じく戸籍筆頭者の姓を選択する方法であると説明しました。
法律的に婚姻を届け出ない「事実婚」でよいのではないか、という意見に対しては、パートナーの資産を引き継ぐ場合に税の優遇が受けられない、不妊治療の補助が受けられない、といった様々な不都合があることを説明しました。
最後に、現在すでに姓を変えることで不都合を感じている人がいること、法律改正にむけて国会議員の方に動いて頂きたい、そして、今後の日本が画一的な価値観から個性を重視する価値観にシフトしていければ住みやすい社会のなるのではないか、というコメントで番組を締めくくりました。